自己紹介
株式会社エムワン
三村勇人
1990年5月12日
大阪府東大阪市生まれ
お笑い養成所NSCを卒業し7年間お笑い芸人として活動するも挫折。
26歳で営業会社へ就職し、5年間勤めたのち、株式会社エムワンへ入社。幼少期の悩みであった喘息を悪化させない家づくりや健康と命を守る家づくりに励んでいる。
私の師匠
・ダイシンビルド 清水先生
・四方継 高橋先生
・松尾設計室 松尾先生
この御三方と出会い、私の家づくりに対する想いは確立され、背中を押されて今日に至ります。
感謝を込めて、お礼申し上げます。


なぜ高性能住宅をつくっているのか
簡単に一言で言いますと、自分と同じような悩みを持っている人の力になりたいからです。
私は喘息や吸引性アレルギーといった健康被害について、苦しんだ過去があります。
そして、現在の日本では喘息患者が117万人いると言われており、あるデータでは小児喘息も含めて
800万人もの喘息患者がいるとのことです。
また、吸引性アレルギーは花粉症やアレルギー性鼻炎などがありますが、
2人に1人が何らかのアレルギーを持っているというデータもあります。
そういった、私と同じようにもしくはそれ以上に苦しんでいる方は非常に多く、
私が建築を通してできることは「健康的な空気環境を実現した家づくり」だと思い、
高性能住宅を建てることにしました。
喘息で悩まされた過去
私は小さい頃から喘息に悩まされていました。
小学生のときに喘息の発作で2度入院した経験があり、学校の授業に遅れるということで
病院内の学校に通うことを勧められるほどでした。
(同じ年の入院患者がいなかったため、絶対に通いたくないと駄々をこねて無理矢理退院しました)
それからも、寒い季節になると3日に1回は夜中に発作が起こり、母に病院へ送ってもらい、吸入をする生活でした。
その当時、誰も「家と喘息には密接な関係性がある」なんて知りませんでした。
私自身も、「喘息は体質だから仕方がない」とどこか諦めていたのです。
大人になって、私は営業会社に就職をして、順調に働いていましたが、大人になっても喘息は良くならず、
さらには捨てられかけていた猫と一緒に暮らしていたので、猫の唾液や毛によって発作が起き、
とんぷく薬を吸引してなんとか過ごしていました。
まだ、私がエムワンに入社する前の話です。
家の空気がなぜ大事なのか
私が子供のころ住んでいた家は木造2階建の建売住宅で、父親が30歳の時に買った
いわゆる「夢のマイホーム」でした。
今思えば断熱材も薄く、気密や換気なんて考えられていない家だったので、
冬はいくら暖房をしても寒かったです。
寝る時は暖房を切っていたので、朝方に至ってはもう外で寝ているのと変わらない室温だったと思います。
脱衣所は湿気でジメジメしており、カビも生えていました。
子どもの時はそれが当たり前でしたが、住宅環境としては良くなかったんだと気づいたのは
大人になってからでした。
人が体に入れるもので一番多いのは食べ物でも水でもなく、空気です。
人が1回の呼吸で体に取り込む空気の量は500mlです。
1日で計算すると、1.5リットルのペットボトル9600本分の空気を取り込んでいます。
家に1日12時間いるとしたら、単純計算でペットボトル4800本分の空気を体に取り込んでいることになります。
その空気が汚れていたら、体に悪影響を与えるかもしれない…と簡単にイメージできるかと思います。
また、家の温度が低いと気管支が狭くなったり、菌などを排除する働きが低下したりして
喘息の発作を起こしやすくなります。
また、ある研究では人体の物質摂取量の57%が室内空気だというデータもあります。

ですので、ご自身やご家族が喘息・アレルギーを持っているとしたら、
温度や湿度が適切に保たれていて空気環境の良い家に住むべきではないかと思います。
体に負担をかけず、健やかな生活を支えてくれる家に住みたいと思い、
私は20代の時に家を探し始めました。
まだエムワンでは働いていませんし、建築の世界に入るなんて想像だにしていなかった頃です。
難航する家探し
しかし、現実はうまくいきませんでした。
家を探し始め、色んな住宅会社を回って話を聞きましたが、
その当時は家と健康を結びつけているハウスメーカーは少なく、
ようやく高性能で健康に気をつけて家を建てている会社が見つかってもかなりの高額で、
とても手が出せるような価格ではありませんでした。
建売住宅も考えましたが、その当時はまだまだ建売住宅の質は悪いと感じており、
安さだけが目立つように思いました。
「諦めるしかないのか…」と落ち込んでいた時に、父親からご飯に誘われました。
父は一人で株式会社エムワンを営んでおりました。
その当時のエムワンは住宅は扱っておらず、大きな施設や工場などの設計や監理をしていたので、
私が家を探しているということは相談もしておりませんでした。
しかし、父親の口から「新事業として、住宅事業を始めようと思っている。お前にやってほしい。」と言われ、これも何かの巡り合わせだと感じ、一度は断わりましたが、
結局父と共に建築の世界で生きる道を選びました。
エムワン住宅事業部スタート
こうして、私は自分と同じ悩みを持つ人の力になるために家づくりをするようになりました。
もちろん、お客様は喘息の方ばかりではありませんし、必ずアレルギーを持っているわけではありません。
今の時代が高断熱高気密住宅を推しているため、そしてエムワンの家が他の高性能住宅に比べ安価であるため
選んでいただいたことも多いです。
それでも、私は空気環境が良く、比較的リーズナブルで人生におけるトータルコストも抑えられた住宅を
建てられていることに誇りを持っております。
エムワンでは、高性能な住宅づくりを通じて「住む人の健康を守る家」を提供しています。
気密性と断熱性に優れた設計、施工はもちろん、室内の空気質や湿度管理にもこだわっています。私自身の経験からも、家の性能がもたらす効果は計り知れません。例えば、
- 冬の寒さや夏の暑さから解放される快適さ。
- 湿気や結露を抑えることで、カビやダニの発生を防ぎ、「呼吸の安心」を守る環境。
私が喘息に苦しんだ経験は、今では私の原動力となっています。
同じように健康で悩む人たちが、「家を変えることで人生が変わる」体験をしてほしい。
そして、これからの子どもたちが、健康で安心して暮らせる家でのびのびと育ってほしいと願っています。
もしみなさんが、家族の健康や住まいの快適さに少しでも不安を感じているなら、
一度エムワンに相談してみてください。
家が変われば、暮らしが変わる。そして、それが人生をより豊かにしてくれるはずです。
高性能な住宅はお金持ちが建てる贅沢品ではありません。
家を購入すること自体贅沢なものですが、家を買うのであれば
「健康被害に備えた家」に暮らしていただきたいと思います。
あなたとあなたの家族が安心して暮らせる家を、一緒につくりましょう。